戦禍のウクライナ・子供たち支援

1/15(木) シモジです。

お世話になります。よろしくお願いします。

 

先日、1/11(日)の京都・キエフ交流の会の新年会の事を書きました。

同じ頃、京都市交際交流会館(蹴上)で1/11(日),12(月祝)の2日間にわたり

ウクライナのドネツク市の子供たちの絵の展示会がありました。

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TVなどでご存じの方も多いと思いますが、ウクライナとロシアの国境が戦争状態で、

一般市民の多くが巻き添えになり、親を失った子供たちが養護施設に収容されているそうです。

このような非常事態の中、キエフ市在住のマキシムさんが自家用車に画材を積み、危険を顧みずに

子供たちに心の絵を描いてもらおうと行動を起こしました。戦争の悲惨さと、平和の大切さを訴える事を

より多くの人に共感を促し募金活動を行い、施設の子供たちを支援するためです。

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                             左からパーベル、シモジ、マキシムです。

世界展開への活動はは昨年12月に始まったばかり。キエフ市在住で、長年バレエの仕事に

携わっている寺田宜弘氏もこの事に共感し京都の実家である寺田バレエに連絡、母上の

美智子さんが京都市と連絡を取り1ヵ月足らずのうちに展示会が実現したとの事です。

京都・キエフの会が主催する展示会として、寺田バレエ協力のもと2日間開催することが出来ました。

マキシムさんは、「世界に先駆けて日本でスタートした事は幸運だった。日本の友人の温かい心に支えられ、

どれだけ勇気付けられたかわからない。心から感謝している。」 と言っていました。

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マキシムさんのひたむきな気持ちと勇気ある行動に感動すると共に、私なりに少しお手伝いができたことを喜びました。

彼らはこの後、友人を頼って中国、アメリカ、イギリスなど世界各国を回って絵の展示、映像の紹介など、世界中に

訴えていく予定だそうです。

ウクライナに平和が戻りますようにと祈るばかりです。

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